いままで、いろんな国の豪華な着物や、いろんな種類の宝石を見てきた。 けど、それも私を満足させられない。 なのに、私のことをわがままなんていう人は、一人もいない。 ただ一人を除いて。 私のいとしいクリスタ……貴方だけは、変わらない…… 初めて私は満足した。あなたの、その綺麗な瞳を見て。 もう、どんなに大きい宝石でも敵わない。 世界で一番綺麗な色の瞳には――